食べある記

主に、福岡を中心とするグルメの食べ歩き

名古屋めし!にぼしラーメン88

8月26日。

私立恵比寿中学の単独夏ライブ、

ファミえんに

参戦するために

ひさしぶりに名古屋まで遠征しました。

 

名古屋に到着したのが13時すぎだったので、

ライブ開場までまだ少し時間があるなと思い、

名古屋駅周辺で

いろいろまだ食べたことのない

名古屋めしを

開拓しようといろいろググってみると、

今回私が宿泊する宿の付近に

気になるラーメン屋が。

にぼしらーめん88 名古屋駅西。

https://s.tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23052009/

食べログでも、

高評価の3.52

点。

 

そして、

食べれば健康になる

にぼしラーメン、

という

またもや異端の麺類。

 

私も関東に住んでいた時に、

練馬周辺に煮干しラーメンの名店があったのは

記憶にありますが、

ここ、名古屋でまさかの再会を果たそうとは想像してなかったです。

名古屋駅から歩いて10分強。


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たどり着いたらもう13時30分を既に過ぎていたのに、

まだまだ店先は長蛇の列。

 

これ、並んでたら、

ライブに影響があるな・・・と判断して、

あえなく

ランチは他の店で食べようと、2、3軒回ってみたのですが、

どこも最低3組は待っているという悲惨な状況。

 

仕方がない、

ランチ断念。

 

一旦、ライブ会場のモリコロパークへ。

 

ライブ終了後、

またこの煮干しラーメンを食べに

 

宿の途上に立ち寄ったのは

20時30分過ぎ。

この時間帯になると、

さすがに余裕で

店内にすんなり入れました。

 

このお店は食券制。

 

どれを食べようか少し迷いましたが、

どうせひさびさに名古屋に来たのだから、

少し奮発して

 

1杯1000円の

特大ラーメンをオーダーしました。

 

お店は縦に奥まった造りで、

雰囲気も落ち着いていました。

 

カウンター席に座ると、

煮干しに対する蘊蓄解説が羅列。

 

こういうのを読むと、

普段から煮干し食ってた方が絶対健康的だよな、

と、思いながら、

座って5分あまりで

ラーメン登場。


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具材は、

味玉、薄切り炙りチャーシュー、

メンマ、海苔、ネギ、

そして、おろし生姜。
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麺が具材の下に潜っていたので、

次郎返しで麺を浮上してみると、

なかなかのボリューム。


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 麺はストレートの中細。

長浜より太くて熊本や久留米系に近い麺の食感。

かみごたえありました。

 

それよりもなによりも

このラーメンの全面押しの特徴である

煮干しスープ。
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煮干しのすりおろし加減がハンパなく、スープがドロドロポタージュ状態。

とにかく濃厚な煮干しの風味。

これはクセになる。

一口二口どんどんスープが進む。

そしてカウンターには、

にぼ酢


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なる、

煮干しと昆布を酢に付けた調味料が置いていたので、

それをスープに投入、

具材のおろし生姜ゾーンに混ぜて

一口啜れば、

爽やかな酸味と

、生姜の風味が渾然一体となって、

全く違った味わいになりました。

 

これは面白い。

ベースの煮干しスープが、

ガツンと濃厚なだけに、

このさっぱり風味に、

変貌を遂げるのは

豚骨ラーメンに

紅ショウガや、

高菜を投入する手法に似ているな、と思いながらも、

この独自性、

やはり

まだまだ奥が深い名古屋めしが

あるものだと

感じさせずにはいられない

逸品でした。

 


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 自分的評価、

10点満点中、8点!

コスパ面申し分無いですが、

平日ランチタイムでは、

ご飯とキムチが食べ放題だというので、

その情報を見てしまっただけに、

このスープに、

ご飯とキムチを混ぜて食べるとまためちゃくちゃ旨いに決まってるやん!

これぞ煮干しラーメンの最終形態、

シン・ニボシや!

と勝手に妄想してしまいました。

そのまだ見ぬ景色のために

あえて伸びしろとして、2点、引いときました。